オリジナル家具 “Occhi” 眼は人間の理性と感性とのインターフェイスである。座る行為も座らせる機能も眼を通して確認される。人間の中心は頭。頭の中心は顔。そして顔の中心は眼。口ほどにものを言う眼は、思考の中心に在るが故に、このパラダイムが、見る眼、話す眼、聞く目、思考する眼、時代を見通す眼を想起する。多様なメタファーとしての眼をデザインテーマにすることにより、現代の呪縛から逃れられない人間に対する細やかな贈り物とする。