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見る人それぞれの感性が、光の軌跡、光の戯れなど光の起こす多様な現象によって喚起され、機知に富んだエスプリや個人的なシナリオが、心の中に生み出されるのではないでしょうか。換言すれば、撮影者の感情や意識を意図的に押さえてでも、見る側の感性や想像力を自由にしていただこうという趣向です。世阿弥が「花鏡」の中でいみじくも言っている“離見の見”のフレーズは、ものを良く見るためには、距離を置く、つまり心の問題とも置き換えて見る必要があると説いているわけで、広く日本人に継承されてきた独特な視点を持つ姿勢でもあります。“密やかな記憶”は、建築、写真、彫刻と広がりを見せてきた私の中で、心の問題として、すべての写真に通底する、ある種の間のとりかたが生み出した作品です。ご覧いただく皆様にとってのイマジネーションはそれぞれ違いますが、ご自身の想像という心の宝物を巡らせながら、どうぞ写真の中へお入りください。
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290mm×230mm、モノクロ二色刷、
写真図版点数66点、88ページ、 ハードカバー、
蒼穹社
3990円(税込定価)
直接下記にご注文ください。送料はこちらで負担させていただきます。
ASAMI Design 阿佐見昭彦 宛
〒336−0907 さいたま市緑区道祖土3-5-7
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